「神秘の王」レイ・ミステリオJr.がマスク剥ぎの屈辱を味わった。

4月2日(日本時間3日)のレッスルマニア38大会第1日で息子ドミニク・ミステリオとコンビを組み、ザ・ミズ、炎上系ユーチューバーのローガン・ポールとタッグ激突を控える。この日はゲスト解説席でスーツ姿のミズが視察する中、ドルフ・ジグラー、ボビー・ルード組とタッグで対戦。ダブル・トペ・スイシーダを放つなど躍動。試合はドミニクが619(変形ブーメランキック)からフロッグ・スプラッシュをルードに決めて3カウントを奪取。祭典に向けてはずみをつけた。

しかし試合直後、ジグラーのスーパーキックで襲撃されると、ミステリオJr.は場外でミズに捕まり、スカル・クラッシング・フィナーレで顔面を強打。さらにマスクを強引に剥ぎ取られてしまった。ドミニクにタオルをかけられ、素顔はさらさなかったが、精神的なダメージを受けた。

一方、大ブーイングの中でマスクを掲げて勝ち誇ったミズはインタビューに応じ「レッスルマニアでミステリオ親子を倒してやる! このマスクはローガン・ポールのものだから次週のロウで装着してくれよ」とメッセージを送っていた。