“神童”がプロ通算46勝目を置き土産に、キックボクサーとしての自分を育てたRISEの舞台にさよならを告げた。
RISE卒業試合となったメインイベントで、世界フェザー級王者の那須川天心(23=TARGET/Cygames)が、同門で同い年の風音(23=TEAM TEPPEN)と対戦。相手のセコンドには父の那須川弘幸会長がつく「史上最大の親子げんか」は、激闘の末、判定2-0で勝利を収めた。
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那須川の主な一問一答
-勝利
那須川 内容に満足はいっていない。初めてむきになった試合だったというか、めちゃくちゃ力んだ。作戦とかも考えてなくて、自分の中でかみ合わなかった。
-対戦相手
那須川 思いのこもったパンチ、強かったですよ。(自分が)的確に攻撃を当ててはいたので勝ちかなとは思ったけど。
-父が相手のセコンド
那須川 普段、自分の近くにいる声が相手だったので、ずっと変な感じだった。めちゃくちゃ戦いづらかった。「うわ~、うまいな。作戦だな」という思いはあった。
-試合の後は
那須川 「気合を入れてやらないとダメだぞ」という話はされましたね。ダメージはない。
-セコンドの朝倉未来
那須川 「もっと蹴った方がいいよ」というアドバイスを送ってくれた。的確にアドバイスをくれた。試合前に相手の弱点とかも分析してくれていたので心強かった。
-矢沢永吉のビデオメッセージ
那須川 知らなかった。うわ! 矢沢が俺に話してるってびっくりしました。
-今後のRISE
那須川 僕きっかけで見てくれる人が正直多いと思いますが、今回の大会で「見たい」と思ってくれた人が多いのではないか。今後に期待しています。