日本スーパーウエルター級2位川崎真琴(37=RK蒲田)が3度目挑戦で悲願の日本同級王座を獲得した。

同級1位越川孝紀(31=一力)と同王座を懸けて拳を交え、3-0の判定勝利を収め、新王者となった。左フック、右ストレート、左ボディーをねじ込んで越川と競り合うと、中盤では接近戦で打ち合った。消耗戦となった終盤、川崎は左ボディーなどで相手のスタミナを削り、競り勝った。

常に支えてくれた母真由美さんらに感謝の言葉を口にした川崎は「格闘技(キック)を始めたのが24歳ぐらい。これといってタイトルがなく、無駄に長く37歳までやっていると思われていたと想像しますが、自分だけは王者になれるとずっと思ってやってきました」と感慨深げ。

ボクシング引退年齢となる37歳での初日本王座獲得を受け、川崎は「37歳といえば普通の会社なら偉くなっていたり、社長になっている年齢。でも、これ(ベルト)さえ巻ければ見返せると思っていました」と涙ぐんだ。

RK蒲田ジム初の日本王者誕生となった。元東洋太平洋スーパーフライ級王者柳光和博会長(49)らセコンド陣にも感謝の言葉を伝えた川崎は「1つ形にできてよかった。1つの結果になった」と安堵(あんど)の笑み。今後の防衛ロードについては「この一戦にすべてを懸けていた。勝っても巻けても引退と思っていた。今は何も考えていない。ゆっくりしたい」と苦笑いしていた。