ビッグマッチに1席300万円の超ビッグ席が用意された。

6月19日に東京・東京ドームで行われるキックボクシング界世紀のビッグマッチに挑む、RISE世界フェザー級王者那須川天心(23=TAGET/Cygames)とK-1・3階級制覇王者で現スーパーフェザー級王者武尊(30=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が7日、都内で記者会見に臨み、券売情報について発表した。

最高金額は、VVIPアリーナ1列席の300万円。これに、同2列席200万円、同3列席100万円と続く。最低でも、A席の1万5000円と、高額だ。これは、日本格闘技史上最大、エンタメ界でも最大規模となる破格の価格設定だ。

昨年12月に東京・両国国技館で行われたボクシングWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥がIBF世界同級5位アラン・ディパエンと対戦した2年ぶりの国内世界戦のチケット最高額は、SRS席の15万円。また、今月9日に迫る日本ボクシング史上最大のスーパーファイト、プロボクシングWBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太-IBF世界同級王者ゲンナジー・ゴロフキン(埼玉・さいたまスーパーアリーナ)のリングサイドA席は22万円に設定されている。

那須川が18年の大みそかにボクシング元5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー(米国)とエキシビションマッチを戦ったRIZIN14の最高額は10万円だった。

過去のビッグマッチと比べても破格の値段設定となった今回の一戦。果たして完売するのか-。

 

◇その他チケットは以下の通り

 

VVIP1列席300万円。VVIP2列席200万円。VVIP3列席100万円。VIP席30万円。SRS席10万円。RS席5万円。SS席3万円。S席2万5千円。A席1万5千円。