新日本プロレスの元IWGPタッグ王者リック・スタイナーの息子でNXT王者のブロン・ブレイカーが防衛成功後に拉致される事態に陥った。WWE殿堂入りの父リックを巻き込んだ抗争を展開してきたジョー・ゲイシーの挑戦を受けたブレイカーは挑戦者を投げ飛ばすと「家族のお返しだ」と怒りをぶつけるように攻撃を繰り出した。

ゲイシーのレッグドロップやヘッドバット連打をしのぐと、ショルダータックルやクローズライン(ラリアット)から父譲りの飛びつき式ブルドックをたたき込んだ。挑戦者によるエルボードロップ、アラバマスラム、パワーボムと連続攻撃を受け止め、最後はハンドスプリング式クローズラインを狙う挑戦者に対し、気合十分のスピアーを突き刺し、3カウントを奪ってみせた。

確実にNXT王座防衛を成功させ、因縁に決着をつけたものの、試合後には緊急事態に陥った。赤マスクのローブ男たちにパイプいすで襲撃を受け、隠されていた不気味な担架の乗せられ、そのまま拉致されてしまった。