90年代の新日本プロレスを支えた男たちが、顔面ウォッシュの共演で大谷晋二郎(49)にエールを送った。

大谷ともに新日ジュニアの一時代を築いた金本浩二(55)、高岩竜一(49)、ケンドー・カシンが、藤田和之(51)とタッグを形勢。第7試合でノアの拳王、征矢学、タダスケ、Hi69組と8人タッグマッチで対戦した。

序盤は防戦一方の4人だったが、中央で円陣を組んで団結。相手を強引に引っ張ると、大谷の得意技、顔面ウォッシュを4コーナーでそれぞれにさく裂した。これで流れを引き寄せると、最後は高岩がHi69にデスバレーボムを決めて3カウントを奪取した。

バックステージに現れた高岩は「今日は大谷エイド。(大谷は)必ず戻ってくる」、金本は「4人集まっての顔面ウォッシュは大谷へのエールだから。必ず戻ってこいっていうな」と力説。リング内外で「頚髄(けいずい)損傷」の重傷から復帰を目指す後輩を激励していた。