北海道・芦別市在住のプロレスラー将軍KYワカマツ(80)が主宰する「どさんこプロレス」が、7月に道内で2連戦を行う。

3年ぶりの主催試合に、ワカマツは「コロナや世界情勢で疲弊している世の中の人を元気にしたい」と意欲を見せる。右足膝下切断から義足レスラーとして復活した谷津嘉章(65)、せたな町出身の畠中浩旭(53)らも参戦し、熱いファイトで道民に元気を注入する。

ワカマツは80年代にストロングマシン軍団を率い、アントニオ猪木らと抗争を繰り広げた。99年に芦別市議に初当選し、現在5期目を務める。今も公務のかたわら年間10試合以上を戦う。筋力トレは欠かさず、赤平市にある777段のズリ山階段を走り込むなど、過酷な練習で試合に備えている。「これからの日本を背負う子どもたちに頑張っている姿を見せたい」。おなじみの拡声器を片手に、地元リングで暴れ回る。

大会日程は7月2日が新十津川・花月サポートセンター体育館(試合開始午後6時30分)、同3日が芦別市青年センター体育館(同午後3時)。入場料は3000円(中学生以下は無料)。問い合わせは、どさんこプロレス道場元気 電話0124・28・2435へ。

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