プロボクシング元世界3階級制覇王者で「3150FIGHT」亀田興毅ファウンダー(35)が、次なる野望に世界戦のプロモートを掲げた。

14日にエディオンアリーナ大阪で開催した、プロモーターライセンス取得後初の興行「3150FIGHT vol.3」から一夜明けた15日、大阪市内で取材に応じた。

今後はチャレンジ的興行の「SURVIVAL」を9月と11月に行い、年明けの1月6日に「3150FIGHT vol.4」を大阪で予定している。観衆5000人、ABEMA TVでのライブ配信も好結果だった今回の興行だが、興毅氏は「自己採点は2点。とまでは言わなくても、いろいろ改善すべきところも分かった。次はもっとレベルアップしますよ。びっくりする“おもちゃ箱”を考えている」と予告した。

14日の興行では王者力石政法が初防衛を飾った東洋太平洋タイトル、但馬ミツロが2戦目で王座を奪取した日本タイトル戦を実施した。その次に見据えるのは当然、世界戦になる。実現すればプロモーターライセンスを取得して、約半年でのスピードとなる。「ボクシング界を盛り上げるために何でもやりたい」。ボクシングに興味のない人も引きつけるような、より強いインパクトを求めて、革新的な興行を打ち出す。