プロボクシングWBOアジア・パシフィック・スーパーフェザー級王座決定戦が30日、東京・後楽園ホールで開催される。同王座を懸けて拳を交える同級1位木村吉光(26=志成)、同級4位中川兼玄(27=角海老宝石)が29日、そろって都内で前日計量に臨み、ともにリミット58・9キロでクリアした。17年8月以来、4年ぶりの再戦となる。

前東洋太平洋同級王者となる木村は18年4月に1度、WBOアジア・パシフィック・フェザー級王座に挑戦したものの、リチャード・プミクピック(フィリピン)に判定で敗れて王座を逃した経緯がある。「WBOアジア・パシフィック王座を回収したいですね。取れると思っています」と気合十分だ。

今年5月にフランスでの世界ランカー対決が中止となった後に決まった今回の王座決定戦となる。木村は「もう、やることは一緒なので、モチベーションはあります」と集中力を研ぎ澄ませた。野木丈司トレーナーも「フランスに行く前もすごく調整が良かった。今回は過去最高の木村吉光になっています」と太鼓判を押した。

一方、中川は現在6連勝中と勢い十分のまま、WBOアジア・パシフィック王座に臨む。前回対決で負けたリベンジへの思いが強い中川は「激しい、危ないパンチの交錯になると想像している。自分はタイトルマッチの気負いはないが、応援してくれている方が喜ぶ試合をしたい」と意欲満々。王座決定戦に備え、徹底した食事管理で減量も順調に進んだとし「多分、過去最高で一番良いコンディション。体つきでは木村選手に負けていないし、リーチも僕の方が上」と自信を胸にリングに立つ構えだ。