元WWEユニバーサル王者の「巨獣」ブラウン・ストローマンが両者合わせて約340キロの肉弾戦を制した。身長221センチ、体重189キロの「巨人」オモスとの“ビッグ”対決に臨み、得意技ランニング・パワースラムで投げ飛ばして3カウントを奪った。

身長211センチ、体重151キロのストローマンが苦戦した。ロックアップで力負けし、何度もコーナーに投げつけられた。強烈なエルボーを放ってもびくともしない。試合前には「俺がモンスターの中のモンスター」と豪語していたが、オモスとの体格差、パワー差は歴戦としていた。雄たけびをあげて仁王立ちするオモスの頭突きを浴び、パワースラムでマットにたたきつけられた。

しかしロープ際での強引なクローズライン(ラリアット)で場外へ落として局面を打開。場外の攻防からリングに戻ると、コーナーに投げつけられたストローマンは、オモスの串刺し突進を回避。ロープの反動で戻ってきたオモスをそのまま担ぎあげ、ランニング・パワースラムでマットにたたきつけ、3カウントを奪っていた。