NXT女子王者マンディ・ローズが元NXT・UK女子王者アルバ・ファイアとのラストウーマン・スタンディング形式(反則OK、10カウントによる勝敗)防衛戦を制した。

先月下旬のNXTハロウィーン・ハボック大会以来となるファイアとの再戦だったが、NXT・UKに所属していたアイラ・ドーンの毒霧乱入で辛うじてベルトを死守した。

2週連続でファイアに襲撃されていたローズの仲間ジジ・ドリンとジェイシー・ジェインがセコンド不在の中、ローズは序盤から苦しめられた。トペ・スイシーダを浴びた上、ポストやバリケード(防護壁)にたたきつけられた。さらに工具を使った逆片エビ固めで攻め込まれた。

何とかラダー(はしご)攻撃で応戦したローズだったが、ファイア得意のゴリーボムをエプロンサイドで受け、解説席に寝かせられる大ピンチに陥った。ラダートップに到達したファイアにとどめを刺されそうになると、背後から突然、不敵に笑って姿をみせたドーンから毒霧が噴射された。そのままラダーから突き落とされ、解説席ごと破壊されて場外に倒れこんだ。

するとローズは辛うじて起きあがり、立ちあがれなかったファイアの10カウントで防衛成功となった。結果的にドーンの毒霧という“アシスト”で強敵ファイアとの再戦を制したローズだった。