人気ユニット、ケイオスのコンビ「毘沙門」こと後藤洋央紀(43)、YOSHI-HASHI(40)組が1年ぶりにIWGPタッグ王座に返り咲きに成功した。3度目防衛戦だった王者ダックス・ハーウッド(38)、キャッシュ・ウィーラー(35)組に挑戦し、10分10秒、合体技の消灯でハーウッドをマットにたたきつけ、YOSHI-HASHIが3カウントを奪った。

昨年1月4日の東京ドーム大会以来、2度目の同王座獲得となった。

米人気団体WWEでスコット・ドーソン、ダッシュ・ワイルダーのリングネームでロウ・タッグ王座2度、スマックダウン・タッグ王座1度戴冠。移籍先の米団体AEWでも活躍し、FTRとして世界に名の知れたタッグチームだったが、昨年12月のワールド・タッグリーグで2連覇を達成した「毘沙門」は粘り強かった。身体能力の高い王者組の合体技をしのぎ、最後は合体の必殺技で勝利をつかんだ。試合前、YOSHI-HASHIは「会場の『せーの』の掛け声で消灯を決めてやる。そしてベルトを必ず取り戻す」との宣言通り、IWGPタッグ王座ベルトを再び腰に巻いた。

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