プロボクシング前世界4団体統一バンタム級王者の井上尚弥(29=大橋)が米ESPNによる「フルトン戦合意」報道を受けて反応した。今春、日本でWBC、WBO世界スーパーバンタム級王者スティーブン・フルトン(28=米国)に挑戦することで合意に達したと18日(日本時間19日)、米ESPNが報じた。詳細は決まっていないものの、5月を目標に交渉が進められていると伝えられていることを受け、井上は19日深夜、公式ツイッターを更新。「色々と噂が飛び交っている。まじでやれるんか!?!?やってやろうじゃねえか!!!」と率直な心境をつづった。

同級でナンバーワンと言われる無敗王者フルトンへの挑戦が正式決定すれば、いきなり2団体の世界王座を獲得できるビッグチャンスとなる。所属ジムの大橋秀行会長(57)は19日、具体的な選手名こそ挙げず「すべて交渉中」とだけ話していた。