“プロレスリングマスター”武藤敬司(60)が引退試合で華々しく散った。新日本プロレスの内藤哲也(40)のデスティーノを浴びて3カウントを奪われた。

試合を生配信したABEMAで解説を務めた新日本の棚橋弘至(46)は試合前から「寂しいです。ファンの時代から武藤さんを追いかけてきた。東京ドームでIWGPヘビー級王座をかけて戦うこともできた。武藤さんがいたからこそプロレスが好きになった」と感慨深げだった。

試合後、武藤がリングを去ると放送席で泣きじゃくりながら「本当に感謝の気持ちしかない。武藤さんがプロレスラーになってくれたから、その中継を見て、プロレスラーになろうと思って、今、僕がここにいる。でも、やっぱり寂しいですね。本当に心からありがとうございましたと言いたいです」と涙声で武藤に感謝の思いを伝えた。

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