前4団体統一バンタム級王者でWBC、WBO世界スーパーバンタム級1位の井上尚弥(30=大橋)が4階級制覇を成し遂げた。
WBC、WBO同級王者スティーブン・フルトン(29=米国)に8回TKO勝ちし、日本男子2人目となる世界4階級制覇を果たした。
井上の一方的な展開だった。
参考までに、ジャッジ3人の採点は次の通り。
うち2人が、7回をのぞき、井上の10-9とした。
残る1人も7回のうち5回を井上の10-9とつけた。
▽ジャッジ カバレリ氏(イタリア)
井上尚弥 10 10 10 10 10 10 9
フルトン 9 9 9 9 9 9 10
▽ジャッジ ブロアン氏(カナダ)
井上尚弥 10 10 10 10 9 10 9
フルトン 9 9 9 9 10 9 10
▽ジャッジ パロモ氏(スペイン)
井上尚弥 10 10 10 10 10 10 9
フルトン 9 9 9 9 9 9 10