かつて「闘うフリーター」の愛称で親しまれた所英男(46)が、メインで勝利を飾れなかった。

アラン“ヒロ”ヤマニハ(ブラジル)の前に、見せ場を作れず、判定0-3で3年ぶりの白星とはならなかった。

リングサイドには、家族の姿もあった。ただ、試合中にカメラに抜かれた息子は就寝中だった。所は「寝てたので…。起こして、びっくりされちゃって。でもかわいかった」と笑った。

「ケージから降りて、両親と奥さんのところ行って、子どもが寝ていたので…。びっくりしました。子どもには伝わらなかったですね(笑い)。小学1年生で、東京から来て、疲れますよね」。父の勇姿を届けられなかった。

出身地の岐阜に近い名古屋での試合ということもあり、多くの応援団、ファンが詰めかけた。所の涙腺は次第に崩壊し「盛り上げてくださって、僕がやるだけだったんですけど、僕がやるだけだった」と大量の涙をこぼした。

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