元Krushバンタム級王者の壬生狼(みぶろ)一輝(22=力道場静岡)が31日、引退を表明した。

壬生狼は自身のSNSに「今日を持ちまして壬生狼一輝は格闘技を引退します。5歳から格闘技を始めて8歳でキックボクシングを始めて16歳でプロになり高校卒業して力道場静岡にお世話になりこれまでやって来ました。第7代Krushバンタムチャンピオンになる事もでき、K-1世界バンタム級トーナメントでは3位になる事ができました。(ジム会長の)深澤先生には感謝しかありません。これからは、松本一輝として第二の人生を歩んで行きます。壬生狼一輝をサポートして下さったスポンサー様、後援会の皆様、応援してくれたファンの皆様本当にこれまでありがとうございました」と記した。

福岡・嘉穂郡出身の壬生狼は、尊敬するプロレスラー大仁田厚から「邪道魂」を注入された「邪狼」として、記者会見等での派手なパフォーマンスも人気だった。

壬生狼の通算戦績は22戦17勝(4KO)5敗。最後の試合は今月20日の「K-1ワールドMAX」での大久保琉唯戦で、判定で敗れていた。