ザ・ロックが「悪の顔」で2925日ぶりの試合に勝利した。親戚となるWWEヘビー級、ユニバーサル統一王者ローマン・レインズと組み、WWE世界ヘビー級王者セス“フリーキン”ロリンズ、「アメリカン・ナイトメア」コーディ・コーデス組とタッグ激突。16年4月3日のレッスルマニア32大会でのエリック・ローワン戦に秒殺勝利して以来、8年ぶりの試合で自らロックボトム(脊髄砕き)からのピープルズ・エルボーでローデスを沈め、フォール勝ちを収めた。

12度目出場となるレッスルマニアのメインイベンターをきっちり務めた。現在はハリウッド俳優のドゥエイン・ジョンソンとしての「顔」としても有名だが、今年1月にWWEの親会社TKOホールディングスの取締役にも就任。自ら「ファイナルボス」と名乗り、レインズのユニット「ザ・ブラッドライン」入りしていた。

場外乱闘になると、親会社の取締役としての“権限”を行使し、レフェリーに「カウントするな! 解雇するぞ」と命令。レフェリーの死角からローデスに急所攻撃。反則の限りを尽くした。レインズがフォールされそうになるとレフェリーの足を引っ張り、さらにはロックのウエストベルトでローデスの背中を殴打するなど悪の「顔」としてやりたい放題だった。

スピアーでローデスをマットにたたきつけたレインズからタッチを受けて交代すると、得意技のロックボトムをさく裂させた。するとテレビカメラに首をかききるポーズをした後、必殺技ピープルズエルボーをローデスを仕留めた。すると会場に集まった7万2543人の観衆が大きくどよめいた後、大きな歓声がわき起こった。

試合時間は44分31秒のロングマッチ。そしてレッスルマニア40大会第1日終了時間は現地時間11時間10分という長丁場の年間最大の祭典。7日(日本時間8日)には第2日が開催される。統一王者レインズが、ローデスとの防衛戦を控えているが、このメインイベントの結果を受けてブラッドライン・ルール(反則含めて何でもあり)で開催されることが決まった。ザ・ロックの出場試合はないものの、ザ・ブラッドラインの一員としてレインズ-ローデス戦に姿をみせるかもしれない。ファイナルボスの動向に目が離せない。

なおレッスルマニア40大会第1日はABEMAのPPVで生中継された。