ボクシングIBF世界バンタム級タイトルマッチの前日計量が3日、大阪市内で行われた。

挑戦者の同級1位・西田凌佑(27=六島)はリミットの53・5キロ。王者エマヌエル・ロドリゲス(31=プエルトリコ)は、100グラムアンダーの53・4キロでクリアした。

試合は4日にエディオンアリーナ大阪で行われる。

初めて王者と対面した西田は「体格は思ったより大きくないが、強いチャンプのオーラを感じた。練習で培ったすべてを出して、世界王者になる強い気持ちを持って戦います」。

王者ロドリゲスは計量後にピザをぱくついた。「炭水化物をとろうといつも(計量後は)ピザかパスタだ」と余裕の表情で、試合に向けては「自分たちのトレーニングの成果を見せれば12ラウンドまでたどり着くことはない。明確な勝利をお見せする」と自信たっぷりに語った。