日本ウエルター級王者坂井祥紀(33=横浜光)が王座陥落した。

同級1位の元アジア2冠王者豊嶋亮太(28=帝拳)の挑戦を受け、1-2の判定負けを喫した。21年12月に判定負けして以来の再戦となったが、リベンジ防衛はならなかった。

5回終了時の公開採点ではリードしていたものの、後半に接近戦を展開してきた豊嶋に競り負け、3度目の防衛に失敗した。試合後は「今は悔しいので、すぐにでもやりたいと思う」と練習再開する姿勢を示し、豊嶋との3度目対決にも強い意欲をみせた。