現LIDET UWF世界王者の中嶋勝彦(36)が10日、都内で伊藤貴則(30)、エル・リンダマン(29)、飯塚優(27)の3人と合同練習を行った。
中嶋は8月21日のGLEAT後楽園大会で3人とLIDET UWF特別試合「1対3変則タッグバウト20分一本勝負」を行い、惜敗。試合後、4人はUWFを盛り上げたいという思いで一致し、今回の合同練習となった。
しかしスクワット、プッシュアップと続く練習の中で、中嶋と3人の間で徐々に雲行きが怪しくなり、ついにスパーリングで3人の不満が爆発。中嶋とリンダマンが腹部にパンチをたたき込み合う、半ば乱闘状態となり、両者の怒声が飛び交った。
中嶋は「お前たちにはプライドがねえだろ。もっとそのプライドを表に出せよ。今日のロックアップだってそうだよ。たかが練習かもしれない。だけど、されど練習だ。1つ1つの練習に魂を打ち込め!」と要求。これに対して伊藤は「プライドがあるなら、ちゃんと(LIDET UWFのルールを)覚えてこいよ!」と言い返し、普通のプロレスの練習を自分たちに課す中嶋がUWFのルールを覚えず、軽視していると主張した。
中嶋は9・29名古屋大会(名古屋ダイアモンドホール)で伊藤とタッグを組み、船木誠勝&橋本大地と対戦する。そして10・6大阪大会(エディオンアリーナ大阪第1競技場)では、LIDET UWFシングルバウト世界王座戦で、かつてノアのユニット「金剛」で共闘した挑戦者・船木を迎え撃つ。
中嶋は練習後、UWFではなく通常のプロレスの練習を行った理由について「でも闘いでしょ。何も変わらない。唯一違うのはルールってだけでしょ?」と説明。食ってかかってきた3人については「どんな感情でもいい。単純にムカついたとか、何でもいい。そういう感情っていうのはエネルギーだと思ってるし、彼らには彼らのプライドがあるから、俺は否定しない。闘いにおいて気持ちは大事でしょう」と闘う気持ちの大事さを説いた。
そして最後に、8・21後楽園で「中嶋選手、気になったんで見に来ました。闘魂スタイル、それでいいですか?」などと挑発してきた船木に向けては、あらためて「闘魂スタイルはこんなもんじゃねえ」という言葉を残した。
一方の3人は「あいつは俺たちを手のひらの上に乗せたかもしれないけど、中嶋勝彦でさえもGLEAT、LIDET UWFの手のひらの上だってことを忘れるなよ」(リンダマン)、「腰に巻いた金ぴかのベルトも、内外からの注目も、ずっとそのままにはさせない。俺が必ずLIDET UWFを取り戻す」(飯塚)、「次の名古屋で船木と橋本大地、俺と中嶋が組んで勝負するんで。こっちが負けたらLIDET UWFの負けなんで。ルールを少しでも覚えてきてくれ」(伊藤)とそれぞれの思いを口にしていた。

