元WBA、WBC世界スーパーウエルター級王者・輪島功一氏(82)の孫・磯谷広太(18=輪島功一スポーツ)が東日本新人王のスーパーライト級の初戦を突破した。2回戦で、プロ3戦目となる和田龍樹(18=レイスポーツ)と拳を交え、3-0(40-36×3)のフルマークで判定勝利を挙げた。近距離で仕掛ける相手を回避しながら右ジャブ、右フックでリズムをつくり、3回には強烈なワンツーで顔面をはね上げるなど主導権を握り続けた。
17歳だった昨年12月の藤原蓮戦でプロデビューし判定勝利。約7カ月ぶりのリングだったが「楽しくボクシングができた。相手選手がくることは想定内でさばけると思っていた。安全第一でコツコツといきました」と心身に余裕を持った状態で4回を戦い抜けたという。
初挑戦の東日本新人王となる。元プロボクサーの父和広トレーナー(47)、日本ユース・ウエルター級王者の兄大心(24=輪島功一スポーツ)が成し遂げていない全日本新人王獲得を目指す立場となり「父と兄の気持ちも背負って取りにいきます」と気合十分。9月18日に控える松村直樹(19=Reason押上)との準決勝を見据え「自分のボクシンをすればいける」と言葉に力を込めていた。
磯谷は父和広氏、兄と同じようにサッカーのGKとして活動していたが、中学2年の終わり頃、兄のパンチをミットで受けたことがきっかけでボクシングを開始。兄はアマ経験はないものの、磯谷は駿台学園高に進学してアマで活躍。高校2年時に関東大会で優勝するなど総体に2度出場し、着実に実績を積んでいた。

