格闘技イベントのRIZINは8日、「RIZIN51」(9月28日、愛知・IGアリーナ)の追加対戦カードを以下の通り発表した。
▼フェザー級(-66キロ)MMA(5分3回)
鈴木博昭(BELLWOOD FIGHT TEAM) VS ファン・イェーロウ(中国)
“怪物くん”鈴木と戦うのは中国・広東省出身の25歳、ファン・イェーロウ。“醒獅(目ざめる獅子)”の異名を取り、パンチでのKOやチョーク系の絞め技など高いフィニッシュ力を誇る。幼少期はぜんそく持ちで体が弱く学校でいじめられ、体を鍛えて自分を守るために10歳から15歳まで武術を習い、武術学校大洪拳第1位。15歳から17歳までボクシングを経験し、深セン市アマチュアボクシングで優勝した。
その後、MMAに転向。18年からUFCランカーを輩出してきた恩波格斗で研さんを積み、19年11月のYFU(武林籠中対)でプロデビュー。21年よりUFC PI上海のアカデミー生となった。デビュー戦以来、破竹の9勝無敗で迎えた23年3月、ONEにも参戦したチャオ・シエを相手に1回72秒、右フックで失神KO勝利を挙げ、YFUフェザー級王座を戴冠した。6月の中蒙対抗戦では9連勝のガンジャオリゲを相手に2回、あごへの一撃で負傷TKO勝利を収めた。
連戦となった7月も判定勝利を挙げ、勢いに乗る10月、UFC参戦経験もあるベテランのヘジナウド・ヴィエイラと対戦。しかし1回にギロチンを極められ初黒星を喫した。その後はうつ状態やケガで心が折れかけたが、1年7カ月ぶりとなる25年5月の再起戦でコリアン・ゾンビことジョン・チャンソンの愛弟子キム・ミンウにニンジャチョークを極め、1回一本勝ちで復活した。
中国国内で大ヒットした映画『八角籠中』(“オクタゴンのケージの中”の意)の2番手役である馬虎役のモデルでもある。数々の大舞台で活躍したベテランのストライカー鈴木を相手にYFU王者の誇りをかけ圧倒的なフィニッシュ勝利を挙げ、鮮烈な印象を残したい。
◆鈴木博昭のコメント「みなさんこんにちは、怪物くんです。RIZIN名古屋大会、ナンバーシリーズ51回目ですかね。滑り込みですがなんとか試合をすることが決まりました。みなさんの前にまた立てることが楽しみなので、思い切り楽しんで欲しいと思います。応援よろしくお願いします」
◆ファン・イェーロウのコメント「以前からRIZINのことをを知っていた。日本はMMA格闘の発祥の地で、最も人気の高い国なのだ。個人の趣味だが、武士道精神に憧れがあれば、小さい頃から日本のアニメがとても好きだった。余計な話も余りしたくないが、ただ試合の15分間をもって皆さんに、なんで来たかを言いたい。それに、自分の参戦は中国と日本の格闘のファンの皆さんに本物の格闘の素晴らしさを見せられると信じる。実はずっとRIZINのリングに上がりたかったが、こんなに早くできるとは思わなかった。相手は強いだろうが、自分がより強いと思う。今のところまだ自分のことをものにする人が少ないが、ここに着いた瞬間からはあぶないぞ! とすべての人に言いたい。そして将来は平本蓮選手などの強者達と試合交流がしたい。ワクワクしている」

