プロボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(32=大橋)が14日、名古屋・IGアリーナでWBA世界同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(30=ウズベキスタン)との防衛戦に臨む。「キャリア最大の強敵」とされる暫定王者との激突。今回は「名古屋決戦」とも言われる両者の対決となるが、海外のブックメーカー(賭け屋)のオッズは、井上が圧倒的優位だ。
13日時点の英大手ウィリアムヒルでは、井上の勝利に1・10倍、アフマダリエフの勝利は7倍がつけられ、引き分けは17倍となった。24年5月、東京ドームで行われたルイス・ネリ(メキシコ)戦でついていた井上勝利に1・06倍、ネリ勝利に8倍というオッズに近い数字となる。23年7月のスティーブン・フルトン(米国)戦で、井上勝利に1・28倍、フルトン勝利は3・75倍、同12月のマーロン・タパレス(フィリピン)戦では、井上の勝利に1・05倍がつけられ、タパレス勝利は8倍だった。
最近では25年5月のラモン・カルデナス(米国)戦で井上の勝利に1・02倍、カルデナス勝利に15倍、今年1月の金芸俊(韓国)戦でもカルデナス戦同様、井上の勝利に1・02倍、金の勝利に15倍がついていた。また24年9月のTJ・ドヘニー(アイルランド)戦も同様のオッズ差だった。
セミファイナルのWBO世界バンタム級武居由樹(29=大橋)-同級1位クリスチャン・メディナ(25=メキシコ)戦のオッズは武居勝利に1・17倍、メディナ勝利に5倍がついた。メディナは昨年3回来日し、武居が将来的な対戦を希望するWBA、WBC世界同級1位那須川天心(27=帝拳)のスパーリング相手を務めた。メディナは「天心は友人」というほどの盟友関係にあるが、オッズでは武居が有利となっている。

