第1試合のタッグマッチで社長の棚橋弘至(48)がヤングライオンのゼイン・ジェイ(27)とタッグを組み、辻陽太(32)&鷹木信悟(42)と対戦した。
この試合は11月2日の棚橋凱旋(がいせん)岐阜大会で行われるIWGP GLOBALヘビー級王座戦・王者辻VS挑戦者棚橋の前哨戦だったが、鷹木が10分56秒、ゼインからタップを奪って王者タッグが勝利した。
試合開始直前、棚橋が「辻! キミ、ガタイいいね! プロレスはやらないの?」と、自由ケ丘駅で初めて辻と会った時の言葉を再現。そして開始のゴングが鳴った。
棚橋は辻にフライング・フォアアームを見舞い、セカンドロープからサンセットフリップを落下。ツイスト&シャウトも連続で浴びせた。
若手のゼインも奮闘し、ゼインが鷹木を逆エビ固めで捕らえ、同時に棚橋が辻にテキサスクローバーホールドを極める場面もあった。
だが最後はゼインが鷹木につかまり、バックエルボー、ナックル、龍魂ラリアットを被弾。これはカウント2で返したが、鷹木がスライディングパンピングボンバーからWARスペシャルを極めてギブアップを奪った。
棚橋は試合後「何年も岐阜でできなかったけど、最後に岐阜で試合できるっていう喜び以上に、タイトルマッチ、しかも対戦相手が、自由が丘の駅で僕が声をかけた辻陽太。彼が大学生の時に声をかけて、『君、ガタイいいね。プロレスラー、なんないの?』って言ったのが彼の心を動かして、今、この対戦につながってると思うと、よかったのか悪かったのか……いや、よかったでしょ!」と自分で突っ込んでから「期待に応えてえんだよね、マジで」と王座戦にかける心境を吐露した。
「辻がどんな思いで僕を指名したのか。他にいっぱいいい選手いるじゃん。俺よりふさわしい選手がいるかもしれない。だからこそ、だからこそ、僕を指名してきた辻をも驚かせる結果にしてやるから」と本気でベルトを狙いにいく意気込みを示した。

