女子プロレスのマリーゴールドは25日、両国大会「グランド・デスティニー2025」(26日、東京・両国国技館)に向けた前日会見を開催。メインイベントで7年半ぶりに岩谷麻優(32)と戦うイヨ・スカイ(35=WWE)が現在の心境を語った。
冒頭から感極まって涙を流した岩谷を見たイヨは「イヨ・スカイとして格好良いコメント、いっぱい用意してきたんですけどね。全部吹っ飛んじゃいましたね(笑い)。やっぱ麻優、泣いちゃうんだ。泣いちゃった麻優を見ると笑っちゃうんだよね。びっくりしました」と笑顔を見せ、「私もアメリカに渡ってWWEという世界中の強豪が切磋琢磨しているあの地で、もう自分の名を上げるんだって毎日毎日、精神と体を擦り切らしながらトップまで登り詰めていった中で、安心できる場所みたいなものはほぼなかったんですよ。でも今、この麻優の涙と、私を見るこの温かい目線を見て、本当に懐かしい気持ちになりました」と話した。
イヨは会見で岩谷の成長も感じ取ったようで「妹みたいなかわいい麻優の姿を見て私も心がほころんだんですけど。やっぱり麻優も成長したんだなって。キッと私の目を見つめて、かみながらも(笑い)、『イヨさんから勝ちます』と力強い言葉を私に投げかけてきました。日本を背負ってきた、成長した岩谷麻優。そして世界のトップを走り続けてした…私もかみましたけど(笑い)、世界のトップを走り続けてきた、このイヨ・スカイ。この2人の本当の至高の戦いが明日、実現します。このマッチアップは奇跡ですね。これを実現できたこと、そしてそれを明日、味わえること心の底からうれしく思います」と岩谷をたたえた。
イヨは今回の対戦オファーを受けた理由について「マリーゴールドに限らず、日本とか海外の(他の)プロモーションの団体に出ることって体力的にもケガのリスク的にも正直、出ないことの方が安全ではあるんですよ。なので昨年このマリーゴールド両国大会に出た時点で『これが最初で最後になるかもしれないな』っていう気持ちで林下詩美選手と試合させていただいたんですけど。2年連続で出ることになるとは思ってもみなかったんですね。なぜそれを決断したかっていうのは、対戦相手が岩谷麻優だから。岩谷麻優とリングで触れ合うことができる。そのためにはどんな過密スケジュールを押してでも自分は今やらないと、本当にこの次のタイミングは巡ってこないかもしれないと思って受けさせていただきました」と説明した。
イヨは昨年のマリーゴールド両国大会では「日本じゃないと見せられない女子プロレスがある」という主旨の話をしていたが、今大会では「日本じゃないと見せられないイヨ・スカイがある以上に、このカードに関しては岩谷麻優とじゃないと見せられないイヨ・スカイがある、ということを心に留めてもらえばいいなと思います」と話した。

