幕下最下位格付け出しの大森(22=追手風)が、残り1番を勝ち星で飾り、6勝1敗とした。

大学時代に対戦経験のある同53枚目の清水海(24=境川)を上手投げ。「(相手に)中に入られたけど、まわしを取って落ち着いていけた」。得意技での勝利を喜んだ。

11日目は63代横綱のしこ名を継いだ東三段目6枚目の旭富士(24=伊勢ケ浜)にプロ初黒星を喫した。部屋の元小結遠藤の北陣親方(35)からは「強い相手とやってみてよかっただろ」と言われたことで再燃。休みを挟んだ後、1敗を守ってみせた。

「6勝も挙げられてホッとしている。5勝と6勝の差はデカい」と振り返る。

追手風部屋に入門し、幕下最下位格付け出しでデビューし、初日から5連勝。“イケメン力士”としても注目を集めている。場所入りと帰宅時には多くのファンが集まる「大森フィーバー」の人気ぶりには「ありがたいっすね」と照れ笑いを浮かべた。「もっとパワーと力をつけて進化していきたい」。

鮮烈デビューとなった夏場所だが、これはまだ序章だ。

◆大森康弘(おおもり・やすひろ)本名・同じ。2003年(平15)7月9日、石川県穴水町生まれ。小学生で相撲を始め、中学では野球部に所属したが、金沢学院大付で相撲を再開。金沢学院大では昨年の全日本選手権で準優勝。追手風部屋に入門し、幕下最下位格付け出しでデビューした。185センチ、120キロ。

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