ボクシングWBO世界フライ級7位飯村樹輝弥(28=角海老宝石)が妻と二人三脚で世界初奪取を目指す。

15日に横浜BUNTAIで同級王者アンソニー・オラスクアガ(27=米国)に挑戦。4日、都内の所属ジムで練習を公開した。11戦目で世界初挑戦を迎え「フライ級で一番強い王者と言われているのは間違いない。勝てれば何でもいい、どんな勝ち方でも。愚直に食らいついていきたい」と意気込んだ。

セコンドには元アマボクサーの真成美夫人(28)が入る。大学4年時から交際開始。22年10月からマネジャー兼トレーナーとして支え、23年7月に日本同級王座を獲得した後に結婚した。日本王座の防衛戦、東洋太平洋王座獲得の際もセコンド入りしてきた。アマ時代から自らを知る妻から「第三者的な」(飯村)助言を送られる。真成美夫人は「目の輝きが違うと感じる」と手応えを示した。

24年8月、2人の間に長女望杏(のあ)ちゃん(1)も誕生。現在は練習に集中するため、一時的に妻子と別居中の飯村は「家族にバックアップしてもらっている。世界を取ることが最高の恩返し」と強い決意を示していた。【藤中栄二】