第1試合のスペシャルシングルマッチで東京女子時代からの因縁を持つなつぽい(30)と伊藤麻希(30)が対戦。伊藤が10分14秒、伊藤クラッチでなつぽいを丸め込んで勝利した。

東京女子を離れて今年1月にスターダムと専属契約を結んだ伊藤は、わずか4カ月ほどでファンの心をわしづかみ。この日も代名詞の「世界一かわいいナックル」をなつぽいに炸裂(さくれつ)させようとすると横浜アリーナに「伊藤ちゃーん!」の大歓声が巻き起こった。

伊藤はなつぽいのプランチャを「かわいい執念のかたまり(かわいいと書かれた星形の巨大ボード、通称かわいい。なつぽいが奪って燃やしたとされている)」を持ち出して防御。かわいいを奪われて殴打されたが、スイングDDTでなつぽいをマットに突き刺した。

伊藤はなつぽいのトラースキックや後ろ回し蹴りを浴びても持ちこたえ、最後は伊藤クラッチで3カウントを奪った。

伊藤が試合後のマイクで「極悪ヒールユニット、COSMIC ANGELSの悪ぽいを成敗したぞ!」と絶叫すると、ファンは再び大「伊藤コール」。さらに伊藤は「スターダムの伊藤リスペクト軍団こそが希望であり、伊藤麻希こそがスターダムの正義であります! 伊藤麻希がスターダムの悪を必ず、ぶっ倒すぞー!」と誓った。

バックステージに現れたなつぽいは「ああ、まだ悪夢の途中? 夢かな? いやー、ウソでしょ? また、あの、あいつが、かわいいが、よみがえったように感じたんだけど、あれは夢ですか?」と放心状態。

それでも「なんか不思議な感情が今、わいてるんだよ。伊藤とこの1カ月間ずっとやり合ってきて、今日、思った感情は…クソ嫉妬するほど面白えな! 伊藤麻希!」と伊藤を認めるような言葉も口にした。

なつぽいは「伊藤麻希のかわいさには、この人生で一度も嫉妬したことない。それはごめん、本当に。嫉妬したことないから。だけど伊藤麻希の唯一無二な面白さ、なんか癖になってるよ。伊藤麻希、これで終わりじゃないよな。終わりじゃないからね! 見とけよ、何百倍返ししてやる」とリベンジを誓った。