WBC世界フライ級チャンピオンの内藤大助(宮田)の6度目の防衛戦の相手が、WBA世界ライトフライ級元王者で亀田3兄弟の長男、亀田興毅(亀田)に決まったと両陣営が25日、発表した。開催日、場所は最終調整中としている。

 内藤は2007年10月に亀田興の弟、大毅とWBCフライ級タイトルマッチで対戦。亀田大が反則を繰り返して大差の判定負けを喫した上、ライセンスを1年間停止される騒動へと発展した。亀田興も当時、セコンドとして厳重戒告処分を受けており、因縁の対決となる。

 06年12月にWBAライトフライ級の王座を防衛して以来の世界戦となる亀田興は「大毅が挑戦してから2年。兄として大毅が獲れなかったベルトを必ず亀田家に持ち帰ります」と声明を発表。内藤も「期待に良い形で応えられるように全力を尽くして頑張ります」とコメントした。