-16年1年間、何度も綱とりの場所はあった。その経験は今回の昇進に、どう生きたか?

 まぁ、ああいう状況で相撲を取らせてもらうというのは、なかなか経験できないことなので。去年1年は、自分の中では成長した1年なので。結果も、去年だけではないですけど経験が、本当に生かされた初場所だったと思います。

 -去年は初場所で、同じ一門の琴奨菊、秋場所では豪栄道が優勝した。そうした中、心の中はどうだった?

 焦らずね、自分の相撲だけを取りきろうと続けました。

 -自分だけが、なかなか優勝できないという気持ちはあった?

 どこかに、やっぱりありましたけども、自分を信じてきて良かったなと感じています。

 -初優勝で横綱昇進。どのあたりが評価されたと感じる?

 うん…どうですかね? まだまだ弱い部分はたくさんあると思います。それでも、こういうふうに上げていただいたので、本当に今後が大切だと思います。

 -72代の横綱として角界の看板になる。目指す横綱像は

 横綱は、常に人に見られている位置だと思いますし、けいこ場ももちろんですけども、普段の生き方も見られていると思いますので、もっともっと人間として成長し、尊敬されるような横綱になっていきたいと思う。

 -大関時代よりも、結果が求められる

 本当に、もっと、もっと稽古してですね…どんどん稽古しかないと思っていますから。もっと、もっと強くなって、皆さんに恩返しできるよう頑張ります。

 -土俵入りについて。選んだ理由は?

 雲竜型を選びました。小さい時からの憧れというのがありまして、やっぱり雲竜をやってみたいという気持ちがありました。

 -小さい時、ということは、どなたかの土俵入りを見て?

 まぁ、そういうことでもないですけど、やはり横綱の土俵入りを、小さい時にマネした時も雲竜型をやっていましたし、そういう意味での憧れもあります。

 -先代の親方は不知火型。相当、悩まれましたか? 最終的な決め手は

 悩みました。やっぱり、自分のやりたい思いを貫きました。

 -横綱としての相撲人生が始まります。どんな横綱になりたい

 横綱は、やっぱり、もう負けられない。もっと強くなって、もう負けない力士に、常に優勝争いに毎場所、加われるような力士になりたい。