大相撲の横綱白鵬(32=宮城野)が、東京・明治神宮での奉納土俵入り(10月2日)とビヨンド2020場所(同4日、東京・両国国技館)に参加することを決めた。10月2日の全日本力士選士権は、すでに取組が決まっているため休場する。日本相撲協会が30日、発表した。これに伴い、10月1日に予定される幕内石浦(27=宮城野)の結婚披露宴にも出席する見通しとなった。

 28日の日本相撲協会の師匠会で、本場所や巡業を休場する力士の行動に関し注意喚起があり、春日野広報部長(元関脇栃乃和歌)は「公式行事を欠席し、私的な用事に出るのは師匠の指導がなっていないのでは」と説明。左膝痛のため秋場所を全休した白鵬はもともと、10月5日から始まる秋巡業を途中から参加する予定だった。師匠会での指摘を受け、白鵬の師匠・宮城野親方(元前頭竹葉山)は当初、白鵬が石浦の披露宴を欠席すると明かしていた。