大相撲の元横綱日馬富士関による傷害事件の被害者、西十両12枚目貴ノ岩(28=貴乃花)が1日、京都・宇治市の宿舎で、師匠の貴乃花親方(元横綱)とともに取材に応じ、意欲を語った。貴ノ岩が公の場で発言したのは、昨年11月2日以来119日ぶり。順調に稽古に励んでいることを明かしたが、事件で負傷した頭部について聞かれると貴乃花親方が質問を遮り、囲み取材はわずか2分半で終了した。

 日本相撲協会評議員会の池坊保子議長(元文部科学副大臣)がこの日、文化放送「斉藤一美 ニュースワイドSAKIDORI!」に生出演し、貴ノ岩が騒動以来初めて取材に応じたことに「とても安心したし良かった。被害の状況がどうなのか、本人がちゃんと説明してこそ私たちは受け止めることができる」と評価した。一方、相撲協会への連絡より先に鳥取県警に被害届を出した貴乃花親方の対応には「順序というのは組織にいればやらなければいけなかったのに残念」などと批判した。