大相撲の夏巡業は26日、東京・丸の内でKITTE場所が行われ、約1カ月に及ぶ全日程を終了した。

7月の名古屋場所を途中休場し、今回の巡業でも途中休場を挟みながらの参加となった横綱白鵬(33=宮城野)は、取組後に報道陣に対応。「終わってみれば早かった。思うように稽古はできなかったけどね」と、右膝痛などの影響で、土俵に上がって稽古することが、ほとんどできなかったことに唇をかんだ。

秋場所(9月9日初日、東京・両国国技館)までは2週間と迫った。「焦る気持ちもあるけど、じっくりと痛みがなくなるように、違和感をなくしてから臨まないといけないかなと思っている」と、状態を確認しながら調整を進めていく見込みだ。