大相撲の横綱白鵬(33)が所属する宮城野部屋の激励会が6日、大阪市内のホテルで、500人を超える参加者が集まり、盛大に開かれた。

今月11日に34歳となる白鵬は、ひと足早く誕生日を祝われる格好で壇上へ。その後は司会を務めたタレントのたむらけんじらに促され、カラオケでBIGINの「三線の花」を、生演奏に合わせて熱唱した。熱唱後は「皆さん、聞こえましたか」と出席者にたずね、大きな拍手を浴びていた。

カラオケの前には、あいさつもした。10日に初日を迎える春場所(エディオンアリーナ大阪)が平成最後の本場所となるため、白鵬は壇上で「平成は、さまざまな問題、不祥事がありましたが、その中で1つ挙げたいのが、2010年、平成22年ですかね。天皇賜杯がなかった場所(名古屋場所)があり、天皇陛下から手紙をいただきました。その手紙が支えになりましたし、平成の一番の思い出であります」と語った。

あいさつでは、最近2年間の春場所を休場していることに謝意を示すと同時に「応援よろしくお願いします」と話し、今場所の活躍を誓っていた。