大相撲初場所の新弟子検査が6日、東京・両国国技館で行われ、ウクライナ出身として初の力士を目指すセルギイ・ソコロフスキー(22=入間川)ら受検した10人全員が体格基準(身長167センチ、体重67キロ)を満たした。

セルギイは同国で6歳からレスリングを習い、15歳で相撲に転向。欧州選手権優勝の実績を持つ。部屋付きの若藤親方(元前頭皇司)は191センチ、162キロと体格に恵まれる新弟子に「ミニ把瑠都(元大関)。すぐに三段目、幕下にいける」と太鼓判。興行ビザ取得後、春場所以降の前相撲デビューとなる。昨年の高校横綱、大桑元揮(18=伊勢ケ浜)も受検した。