大相撲初場所で引退した元大関豪栄道の武隈親方(33)が、親方として初めて日本相撲協会の仕事をこなした。

11日、東京・両国国技館で行われたNHK福祉大相撲で、警備などの業務を担当。協会支給の紺色のジャンパー姿を初披露した。イベント開始3時間半前の午前9時30分に出勤し、安全確認のため2階席を巡回。「新鮮だった。売店とか『こんなんなってんや』とか」。前日10日には母校、埼玉栄高OBの関取衆に「豪栄道関現役お疲れさま会」を開いてもらった。同親方は「ありがたかった」と感謝した。