東前頭11枚目の若ノ勝(22=湊川)が、西前頭9枚目の翔猿(34=追手風)を突き出し、初日から5連勝とした。
土俵際で、若ノ勝の足が残った。翔猿の攻めに押し込まれ、俵に詰まる。そこから押し返し、最後は突き出した。
相手は学生相撲の名門・埼玉栄高の先輩。「うれしい気持ちはあります。よく動いているし、落ち着いている。集中して取れていると思います」と笑顔を見せた。
好調の要因を問われると「がむしゃらにやっているのが、いい流れで白星につながっていると思います」。幕内2場所目。十両との違いについては「相手が違うので疲れも違う」と感じている。
取組後の日課がある。毎日、師匠の湊川親方(元大関貴景勝)に結果を報告している。同親方は現在、記者クラブ担当として記者室に詰めており、若ノ勝が足を運ぶ。「その日の良かったところとか、明日の相手について教えてもらっています」と明かした。
「中盤になると疲れも出てくると思うので、しっかりケアして頑張りたいと思います」。勢いだけではない。体を整え、また一番へ向かう。

