西前頭6枚目の竜電(29=高田川)が切り返しで炎鵬を破り、白星発進した。

5月には自身の付け人も務めていた、同部屋で同じ山梨県出身の元三段目勝武士さんが、新型コロナウイルスに感染し、28歳の若さで亡くなった。

この日は「これからも一緒にやっていきたい」という思いで、土俵に立ったという。白星発進したが「いい相撲を取って、喜んでもらえるように頑張りたい」と、故人を忘れずに土俵に立ち続けることを誓っていた。