小結に復帰した隠岐の海(34=八角)が、大関貴景勝を破って白星を先行させた。立ち合いで押し込まれたが、強烈な右のど輪で対抗すると、貴景勝が背中から倒れた。2場所連続の白星に「気持ちで負けないようにしっかり当たることを意識した。(のど輪は)たまたま。相手が引いたタイミングが良かったと思う」と振り返った。

三役は16年九州場所以来で約4年ぶり。三役で勝ち越せば初めてとなるが「これから長いので頑張ります」と、残り12日間を見据えた。