現役唯一のウクライナ出身の幕下獅司と、同じく現役唯一のロシア出身の幕下狼雅が一番相撲に臨んだ。

母国がロシアから侵攻を受けている獅司は、しこ名がアナウンスされて土俵に上がるとひときわ大きな拍手を浴びた。

豊翔を上手投げで下して勝利。20年春場所で初土俵を踏み、順調に番付を上げている。

【写真特集】シマノウミィイ~ーッ「だが断る」志摩ノ海ィィッ!ゴゴゴゴ…千代大龍が土俵を壊す…緊急補修/春場所2日目>>

14歳までロシアで過ごし、鳥取城北高に相撲留学した狼雅は、外国出身では初の高校横綱に輝いた逸材。入門4年目の今年は新十両昇進を狙う中、黒星発進した。ともに取組後のリモート取材には応じなかった。