35歳の関脇経験者の碧山が、20年春場所以来となる初日から5連勝を飾った。自身より40キロ軽い141キロの千代翔馬を、豪快な小手投げでねじ伏せた。

過去の対戦では、変化やいなしに翻弄(ほんろう)されることも多かったが「怖がらずに頭から当たっていった」。長く付け人を務めてくれた同部屋の栃丸が、今場所新十両で4勝1敗と好調。「うれしいですね」と刺激を受けている。