大相撲の宮城野親方(38=元横綱白鵬)が、大関に昇進した霧馬山改め霧島にエールを送った。

31日、弟子の川副改め輝鵬の新十両会見に同席。その後、引き揚げる前に、同じモンゴル出身の霧島についての意見を求められると、新しいしこ名の霧島について開口一番「いいですね」と、笑顔で話した。さらに「プレッシャーの中で15日間、戦い抜いた。特に最後はいい相撲だった。最初(前半戦)は下位に落とせないプレッシャーもあったと思うが、苦労して上がると強い。もう1つ上の番付になるには、新大関は何でもできちゃうけど『こうなったら強い』という、1つの型を身に着けてほしい」と続けた。これまで大関に昇進したモンゴル出身力士は、朝青龍、白鵬、日馬富士、鶴竜、照ノ富士と、5人全て横綱まで上り詰めた。それだけに、霧島にも続いてもらいたい思いをのぞかせていた。