日本相撲協会は10日、大相撲九州場所(12日初日、福岡国際センター)を休場する横綱照ノ富士(31=伊勢ケ浜)の診断書を公表した。9日付で「腰椎椎間板性腰痛で11月26日までの安静加療を要する」との内容だった。

照ノ富士の休場は3場所連続通算19度目で、横綱昇進後は在位14場所で8度目の休場。2場所連続全休は確実という状況。前日9日に報道陣の取材に応じた師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は「出るつもりでずっとやってきたが、無理ですね。腰が痛くて前に出る相撲が取れない」と代弁し、来年1月の初場所での復帰を目指すとした。