西十両筆頭の草野(23=伊勢ケ浜)が2場所連続2ケタ勝利となる10勝目を挙げた。優勝を争う3敗の西十両7枚目の琴栄峰と対戦。立ち合いは相手の変化にあい、一気に土俵際まで追い込まれた。だがとっさに体を入れ替えて形勢逆転して寄り切った。
「変化はちょっとビックリした。一切、頭になくてやばいと思った。でもとっさに体が動いた」と笑顔で振り返った。
西十両14枚目だった春場所はいきなり14勝で初優勝を飾った。幕内も視野に入る十両筆頭で迎えた今場所は「10番が目標だったので良かった」と設定していた勝ち星をクリアした。
場所に入り、夕食のために外出を続けていたが、2敗目を喫したこともあり「勝ったら疲れを感じないけど、昨日はガッと疲れが」と重く感じた。部屋で「尊関(尊富士)とずっと話してました」とリラックス。気分一新して再び白星を積み重ねた。
2敗を守り、残り3日間で1敗差で3敗の東白龍、若碇が追う。2場所連続Vに挑む、ざんばら髪の新鋭は「あと3日間ですか? 集中して頑張ります」と気を引き締めた。【広重竜太郎】

