歴代最多45度の優勝を誇る元横綱白鵬の宮城野親方(40)が、日本相撲協会を退職する運びとなった。

日本相撲協会は2日、都内で臨時理事会を開き、昨年4月から閉鎖になっている宮城野部屋、宮城野親方の退職を認めた。

角界を離れる宮城野親方が今後、どのような活動をするのかに注目が集まる。9日にも会見を行う見込みだ。

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角界を離れた元横綱の主な転身

◆北の富士(第52代) 九重親方として千代の富士、北勝海を育てるも、高砂一門理事候補から外れると99年初場所後に退職。長くNHK解説者を務めた。

◆輪島(第54代) 花籠部屋を継承も85年に年寄名跡担保問題で退職。86年プロレスラー転向し、88年引退後はアメリカンフットボールの学生援護会総監督やタレント活動を行う。

◆曙(第64代) 引退後は親方として東関部屋で指導していたが、総合格闘家に転身するため03年11月に退職。同年大みそかにK-1でボブ・サップと対戦しKO負け。後にプロレスにも参戦。

◆貴乃花(第65代) 引退後に部屋を設立も17年10月に弟子の貴ノ岩が日馬富士から暴行を受けた事件が勃発。協会との対立が深まり、18年10月に退職した。その後は「ふるなび」のCMなどに出演するなど多角的に活動中。

◆若乃花(第66代) 藤島親方として二子山部屋で後進の指導に当たったが、引退相撲を終えて00年12月に退職。スポーツキャスター、念願だったアメリカンフットボールにも挑戦した。

◆朝青龍(第68代) 10年初場所中の泥酔暴行問題で引退を決断。モンゴルレスリング協会の会長やモンゴル大統領特別大使として日本担当外交顧問も務める。

◆日馬富士(第69代) 17年秋場所後に貴ノ岩への暴行問題の責任を取り、引退。母国に小中高一貫校として「新モンゴル日馬富士学園」を設立し、理事長を務める。