幕内経験者で関取復帰を目指す東幕下16枚目の炎鵬(30=伊勢ケ浜)が、取組に敗れて土俵下に落ちた際に左膝を痛め、足を引きずって引き揚げた。

勝ち越し王手となる3連勝を狙い、西幕下21枚目の鳴滝に立ち合いで右で張って潜り込み、左を差した。休まず攻めて左からの下手出し投げで背後を取り、勝負を決めたかに思われたが、相手にクルリと反転されて体勢を崩した。そこを押し出されて土俵下に吹っ飛ばされた。その際に、左膝が伸びた状態で、土俵に上がるために階段状になっている箇所にガタンと左足をつき、痛めた。

自力で歩いて引き揚げた炎鵬は「大丈夫です」と話したが、表情は硬かった。取組については「勝負どころで決めきれなかった。うまくやられた。1番1番が大事なので頑張りたい」と話し、唇をかんだ。それでも報道陣に対応した後は、歩くペースはゆっくりながら、足を引きずることなく引き揚げていた。