大関霧島(30=音羽山)が西前頭10枚目伯乃富士に寄り倒されて3敗目を喫した。千秋楽に優勝の可能性を残すのは同じ3敗の若隆景と4敗の琴栄峰、伯乃富士、義ノ富士、藤凌駕、宇良の7人。まれにみる大混戦となった。
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優勝争いは混沌(こんとん)としてきた。1差に7人がひしめいて優勝の可能性を残すのは、8人が1差に含まれた15年夏場所以来、11年ぶり。11勝3敗の霧島、若隆景に加え、10勝4敗の義ノ富士、伯乃富士、宇良、琴栄峰、藤凌駕の合計7人に優勝の可能性が残った。千秋楽で3敗の2人がともに負けない限り、4敗勢は逆転できない。
霧島は過去10勝4敗で、直近5番で3勝2敗の宇良と対戦する。若隆景は藤凌駕と初顔合わせ。両者が勝てば2人で決定戦へ、どちらかだけが勝てば本割で優勝が決まる。
この両者がともに負けると、大混戦になる。4敗の義ノ富士と琴栄峰が直接対決するため、優勝決定戦は最大6人。伯乃富士が敗れた場合で最少5人での決定戦となる。

