綱とりの大関霧島が2敗目を喫したことについて、浅香山審判部長(元大関魁皇)は横綱昇進への状況が厳しくなったとの見解を示した。
霧島は9日目に美ノ海に敗れて2敗目。物言いが付く一番だったが、行司軍配通りだった。5日に敗れた平戸海戦も含め、ともに平幕力士に黒星を喫した。
浅香山審判部長は、2敗目について「まだまだ、全てを勝つつもりでいい相撲をしてくれればいい」と今後に期待し、ハイレベルの優勝が求められることには「そこはまだ何とも言えませんけど、まだ9日目。これからです」とした。しかし、今後挽回(ばんかい)できるのかを問われると「厳しくなっているのは確か。(2敗の相手は)平幕とか言われてしまうとね…。周りも強いってことなのでね」とコメントした。
霧島は先場所、12勝3敗。優勝決定戦に進出したが、若隆景に敗れた。優勝に準ずる成績を残したことで、審判部は今場所が「綱とり」との見解。初日2日前の取組編成会議後に浅香山審判部長は「優勝でも成績と内容、全てが問われると思う。レベルの高い優勝ですね」と綱とりへの考えを示していた。

