大関霧島(30=音羽山)が、西前頭4枚目の一山本(32=放駒)を押し出し、9勝目を挙げた。
張って左を差した。右であてがい、一山本が左へ逃れようとするところを逃さない。すぐに起こし、そのまま前へ出た。過去5戦全勝の相手にも「自分のことをしっかり信じて、慌てずあまり考えずに」と落ち着いていた。
優勝争いについては「まだ早い。一日一日ですよ」と、目の前の取組に集中する姿勢を崩さない。それでも「誰?明日は」と報道陣に逆質問。結びで横綱大の里戦と知ると、少し下唇を上げた。
「流れ的に安青錦かと思っていたけど」。そう話しながらも、最後は「誰とやっても一緒ですから。しっかりやっていきたい」と言った。終盤の大一番へ、視線を移した。

